リジェノス

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医療従事者定義
医療従事者 医師 医師の総称
医療担当者 医療担当者 医師、薬剤師、看護師、診療放射線技師、
臨床検査技師、臨床工学技士、歯科技工士その他の医療担当者の総称
医療業務関係者 医療機関等の役員、従業員、その他当該医療機関等において医療機器の選択
又は購入に関与する者
医療担当者等 医療担当者、医療業務関係者の総称

出所:医療機器業公正取引協議会

あなたは医療従事者ですか?

よくあるご質問

Q

組成はハイドロキシアパタイトのみですか?

A

「リジェノス」はハイドロキシアパタイト焼成体です。その他の成分はありません。


Q

「リジェノス」は最終的に患者の体内に残る材料ですか?

A

生体吸収性の人工骨インプラントではないため最終的に体内に残りますが、本品は生体組織の主成分であるハイドロキシアパタイト製であり、広く生体材料として使用実績があるものです。


Q

連通孔のメリットは?なぜ体液が速やかに侵入するのですか?

A

「リジェノス」において重視しているのは、単なる気孔径ではなく、気孔と気孔が連通していること(=連通孔)およびその連通孔の径です。「リジェノス」は孔径が30μm以上の気孔が占める体積が全体の55%以上あります。また毛細血管現象によって貫通した気孔部が液体を吸い上げることから、速やかに体液が侵入します。


Q

気孔率を75%にした根拠は?

A

細胞の侵入しやすさ、増殖・分化のしやすさと多孔体における強度の改善の両面から75%に設定をしました。


Q

製品の強度はどのくらいですか?

A

制御された異方性構造を持つ「リジェノス」は、連通方向には8MPa以上の圧縮強度を有しています。配向連通方向に対して垂直方向は1MPa以上となっていますが、通常の手術手技の観点からの初期強度としては臨床上使用可能な強度と考えています。


Q

適応症例は?

A

必要に応じて内固定又は外固定による補強を行い、上肢・下肢・脊椎の骨欠損を補填することを使用目的としております。効能又は効果は、「骨欠損の補填および骨再生の補助」としています。


Q

効能又は効果の「骨再生の補助」とは?

A

「リジェノス」は連通孔が一軸方向に多数存在するため、骨補填材の内部まで生体組織が侵入しやすい構造となっています。これにより骨再生の補助が期待されます。


Q

骨組織の侵入は両端からのみですか?

A

隣合う気孔がくっついている部分が所々にあることから、側面からの侵入もある程度期待されます。


Q

臨床では具体的にどのような症例に使用されていますか?

A

「リジェノス」はこれまでに骨欠損部の補填、腫瘍切除後の骨欠損の補填などに使用されています。


Q

製品のサイズ、ラインアップにはどのようなものがありますか?

A

円柱状、立方体、顆粒状があります。今後も臨床現場のニーズなどを踏まえ、必要に応じて拡充を検討していく方針です。


Q

顆粒の場合、異方性に基づく特長が損なわれることはないのですか?

A

全体としての異方性はなくなりますが、顆粒の場合であっても、体液の侵入のしやすさなど、多孔体としての特長は期待されます。


Q

加工することはできますか?もし可能な場合、切削粉で孔が塞がり体液の侵入が損なわれることはありませんか?

A

必要に応じて加工いただけますが、その際は以下の点にご注意ください。

  • 生理食塩液や滅菌精製水の注水下で気孔構造をつぶさないよう愛護的にお取り扱いください。
  • 加工後も切削粉が残らないよう、生理食塩液や滅菌精製水で十分洗浄してご使用ください。
  • 骨ノミや骨鋸による加工は破損や亀裂を起こす恐れがありますので行わないでください。
  • 顆粒の加工や粉砕は本品の連通孔が破壊され性能が発揮できなくなる恐れがありますので行わないでください。

Q

抗生剤のキャリアー(担体)として使用できますか?

A

「リジェノス」の使用目的は骨欠損部の補填、骨再生の補助となっています。抗生剤キャリアーとしての使用を目的とはしておりませんので、推奨することはできません。

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